【茶飲】味と健康[2/6]：お茶屋「和(カズ)」の修行日記。：So-net blog

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＃あらすじ＃　「新茶へむけて」
＃あらすじ＃　そう、蒲南茶荘のお茶を買う、
＃あらすじ＃　いやそれ以上に"緑の茶葉"を買うにあたっての
＃あらすじ＃　　【判断基準】
＃あらすじ＃　が明確でないのだ、多分。
＊　今回の連載では、お茶そのモノの【判断基準】ではなく
＊　ちょっと視点を変えてのお話。
＊　お茶自体に細かいことは、まさに新茶シーズンに勉強＆Up予定☆

「味」
蒲南茶荘の味。
これをご覧のアナタならば、既に何度か耳にしているかもしれないが、
蒲南茶荘の茶葉は、"超"がつく程の「深蒸し茶」を扱っており、
　「鮮やかな黄緑色」
　「こくのあるソフトな甘味」
　「強い火香(ひか)」
　「見た目の良さより、飲んで美味しいお茶」
と称される。

この中で、"見た目"は【判断基準】のひとつ。
こちらの写真を見れば一目瞭然。
2-1のコピー.jpg

左側が蒲南茶荘のそれである。

「見た目がよい茶葉＝美味しいお茶」
これは常識のように"イコール連結"されてるけど、
蒲南茶荘のそれは、お世辞にも見た目がよいとは言えない。
"強い火入れ・蒸し"によって、その形状は"ボロボロ"なのだ。
が、一番大切な「味」は"ギュッ"と凝縮されるのである。

「デメリットはメリットのもと」
そう、この見た目にも現れている"特徴"こそが実は
　究極のメリット
でもある。

＃多くのミナサマはまだ知らないこの事実。
＃そして昨今、この業界においても"強い火入れ・蒸し"の
＃「よい茶葉」がなかなか手に入らない。
＃まだ広まっていない今こそがチャンス・・・☆

とはいえ、実際のところ葉っぱの見た目なぞ
袋を開けるまで分からないし、
まして味っちゅうのは飲むまで分からない。
しかも、その【判断基準】は個々の"官能基準"にも準ずるわけで、
なかなか難しい。

ならば、"客観的にわかっているコト"のひとつがこちら、
「健康」
お茶の健康科学について。

詳細を述べると、多分簡単な本が1冊くらいかけてしまうのでここでは簡素に。
緑茶には以下のような成分が含まれ、効能・効果が期待できる。
■カテキン類
　発癌抑制作用、抗腫瘍作用、突変異抑制作用、抗酸化作用
　血中コレステロール低下作用、血圧上昇抑制作用、
　血糖上昇抑制作用、抗インフルエンザ作用、虫歯予防、
　口臭予防(脱臭作用)など
■カフェイン
　覚醒作用、利尿作用
■テアニン
　脳・神経機能調節、リラックス効果
■フラボノール類
　毛細血管抵抗性増強、抗酸化、抗癌、
　心疾患予防、消臭
■ビタミンC
　抗壊血病、抗酸化、抗癌、白内障予防、
　ストレス解消、風邪の予防
■ビタミンB群
　口内炎、皮膚炎防止、糖質の代謝
・・・他多数・・・

っと、すっかりごちゃごちゃになったけど、
例えば具体的な例では、つい昨日もTVで紹介されてたけど
　「緑茶にも含まれるビタミンＣは、レモンの約3～5倍の含有量(g換算した場合)」
なんてデータは有名な話。

飲み物を頂くという【判断基準】の観点でいけば、
　"これほどまでに効果がありすぎる飲料"
は他には類をみないのである。