日本茶器 [茶器]
ここ最近、急須のお問い合わせが
なぜか増えておりまして。
以下「白磁帯アミ急須」の
ご紹介となります。
ーーーーーーーーーー
ITエンジニア@和がお茶屋@和になったのが2006年5月の話。しかしそのずっと前から思っていた、ひとつの疑問。
「なんで急須って、朱色が圧倒的に多いのだろうか。」
もちろんそれがいいか悪いかではなく、それでいてやはり今時のリビングには、ちょっと浮いてしまうこともあるのではないか、そう感じていた。
その後、わずかばかりの白磁の急須自体はあるものの、蒲南茶荘が推奨している「帯アミ急須*1」がこの世に存在してないことに気付くまで、そう時間は必要でなかった。
*補足1*
急須のアミは、”陶器製”・”カゴアミ”・”帯アミ”に大きく分けられる。他とは異なる蒲南茶荘のその特徴的なその茶葉は、製法において"蒸し&火入れ"が強いために形状が粉に近く、"陶器製"では詰まりやすく、”カゴアミ”では美味しく出しずらい。詳細な情報についてはこちらで言及している。
それからというもの、ことあるごとに急須屋さんにお願いをし続けること3年。窯元からは
「既にある白磁急須の型に、帯アミをつけることはできない」
「そんな急須を作っても、売れる訳がない」
といった言葉を受けることがあったが、この想いだけは曲げることはなかった。
そして2009年8月、満を持して登場したのがこちらの「白磁帯アミ急須」である。もちろん、それは世界初のことであった。
「白磁帯アミ急須」は、単に「白磁+帯アミ」という組合せだけでなく、実は色んな点で優れた側面を有する。
一番の特徴はこの形状。「ラウンドフォルム」と呼ぶべき曲線は、これまでの急須とは一線を画する。
そして何よりうれしいのは、片手で十分扱えるサイズながら容量も十分なサイズ[3〜4人分]であること。急なご来客にだってスマートにおもてなしすることができる。もちろん卓上のこの急須を置いて頂き、ひと話して頂けたら幸せであることこの上ない。
口先の形状はデザイン製の高いV字型。「ラウンドフォルム」の中にあって際立つそのシャープな注ぎ口は、切れ味のよいお茶を注ぎだすシーンを演出する。
落としやすい蓋には掴みやすいように「くぼみ」が施してある点も見逃せない。実は店頭で一番多い急須に関するお問い合せは「蓋を割ってしまった・・・」というもの。この些細な「くぼみ」の存在は、そういった"お客様の生の声"をまさしく反映した造りになっているのだ。
そして何より驚くのが手にした瞬間、そう その持ちやすさだ。女性でも扱いやすいようにと配慮されたその持ち手は、細長くアーチのある形状。本体に近い部分には少し深めのカーブを加えることで、より手の中におさまりやすい形状になっているのだ。こればかりは写真だけではお伝えすることが出来ないのが、何とももどかしい。
発売から数年を経て、すでに多くの方にご愛用頂いているこちら。それは確かな造りが生み出す「実用的な急須」であることの裏返し。その上で、お茶という日本人が古くから愛してやまない文化を、今のシーンに合った形でより身近に感じさせてくれる、そんなお茶屋@和の願いのこもった急須である。
【白磁帯アミ急須[3500円(税別)]】
■Sizes
本体:直径95mm×高さ85mm[柄の直径(最大)26mm×長さ75mm]
蓋:直径75mm×高さ35mm[つまみの直径10mm×高さ17mm]
*直径は最大部分
■Weight
本体:235g
蓋:55g
■Color
本体/蓋:白磁
■Specifications
容量:約380cc
*使用時は6-7割程度[240cc]を推奨(2〜3人分)
■Material
本体/蓋:白磁[日本製]
帯アミ:ステンレス[日本製]
■Manufacturer
有田[日本]
*補足2*
シックな黒色の紙製化粧箱にぴたっとおさまっているのでご発送時にも安心、さらにパッキンにて包装しております。
■Package Size
箱:縦160mm×横145mm×高さ90mm
●ご注文はこちらから → *
●お名前・ご住所・お支払方法 [郵便振替/銀行振込/代引き(300円)]を明記下さい。
●別途送料がかかります。
なぜか増えておりまして。
以下「白磁帯アミ急須」の
ご紹介となります。
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ITエンジニア@和がお茶屋@和になったのが2006年5月の話。しかしそのずっと前から思っていた、ひとつの疑問。
「なんで急須って、朱色が圧倒的に多いのだろうか。」
もちろんそれがいいか悪いかではなく、それでいてやはり今時のリビングには、ちょっと浮いてしまうこともあるのではないか、そう感じていた。
その後、わずかばかりの白磁の急須自体はあるものの、蒲南茶荘が推奨している「帯アミ急須*1」がこの世に存在してないことに気付くまで、そう時間は必要でなかった。
*補足1*
急須のアミは、”陶器製”・”カゴアミ”・”帯アミ”に大きく分けられる。他とは異なる蒲南茶荘のその特徴的なその茶葉は、製法において"蒸し&火入れ"が強いために形状が粉に近く、"陶器製"では詰まりやすく、”カゴアミ”では美味しく出しずらい。詳細な情報についてはこちらで言及している。
それからというもの、ことあるごとに急須屋さんにお願いをし続けること3年。窯元からは
「既にある白磁急須の型に、帯アミをつけることはできない」
「そんな急須を作っても、売れる訳がない」
といった言葉を受けることがあったが、この想いだけは曲げることはなかった。
そして2009年8月、満を持して登場したのがこちらの「白磁帯アミ急須」である。もちろん、それは世界初のことであった。
「白磁帯アミ急須」は、単に「白磁+帯アミ」という組合せだけでなく、実は色んな点で優れた側面を有する。
一番の特徴はこの形状。「ラウンドフォルム」と呼ぶべき曲線は、これまでの急須とは一線を画する。
そして何よりうれしいのは、片手で十分扱えるサイズながら容量も十分なサイズ[3〜4人分]であること。急なご来客にだってスマートにおもてなしすることができる。もちろん卓上のこの急須を置いて頂き、ひと話して頂けたら幸せであることこの上ない。
口先の形状はデザイン製の高いV字型。「ラウンドフォルム」の中にあって際立つそのシャープな注ぎ口は、切れ味のよいお茶を注ぎだすシーンを演出する。
落としやすい蓋には掴みやすいように「くぼみ」が施してある点も見逃せない。実は店頭で一番多い急須に関するお問い合せは「蓋を割ってしまった・・・」というもの。この些細な「くぼみ」の存在は、そういった"お客様の生の声"をまさしく反映した造りになっているのだ。
そして何より驚くのが手にした瞬間、そう その持ちやすさだ。女性でも扱いやすいようにと配慮されたその持ち手は、細長くアーチのある形状。本体に近い部分には少し深めのカーブを加えることで、より手の中におさまりやすい形状になっているのだ。こればかりは写真だけではお伝えすることが出来ないのが、何とももどかしい。
発売から数年を経て、すでに多くの方にご愛用頂いているこちら。それは確かな造りが生み出す「実用的な急須」であることの裏返し。その上で、お茶という日本人が古くから愛してやまない文化を、今のシーンに合った形でより身近に感じさせてくれる、そんなお茶屋@和の願いのこもった急須である。
【白磁帯アミ急須[3500円(税別)]】
■Sizes
本体:直径95mm×高さ85mm[柄の直径(最大)26mm×長さ75mm]
蓋:直径75mm×高さ35mm[つまみの直径10mm×高さ17mm]
*直径は最大部分
■Weight
本体:235g
蓋:55g
■Color
本体/蓋:白磁
■Specifications
容量:約380cc
*使用時は6-7割程度[240cc]を推奨(2〜3人分)
■Material
本体/蓋:白磁[日本製]
帯アミ:ステンレス[日本製]
■Manufacturer
有田[日本]
*補足2*
シックな黒色の紙製化粧箱にぴたっとおさまっているのでご発送時にも安心、さらにパッキンにて包装しております。
■Package Size
箱:縦160mm×横145mm×高さ90mm
●ご注文はこちらから → *
●お名前・ご住所・お支払方法 [郵便振替/銀行振込/代引き(300円)]を明記下さい。
●別途送料がかかります。
とうとう急須が欠けてしまいました。
by fullcon (2014-05-22 23:38)
”帯あみ”の良さ、実感しております。
お手入れも楽ちんです。
by orange (2014-05-23 01:07)
愛用しています。
白磁だから、湯飲みとの色も合わせやすくて、
気に入っています。
by A・ラファエル (2014-05-23 14:38)
買わせて頂いてから何年経つのでしょう。。
とても美味しいお茶を普段から飲ませて頂いています。
フォームも素晴らしく、お手入れも簡単ー!
お茶を煎れるその時のし易さも抜群ですね。
そんな中でも使い方が荒いのか、早くも2代目に
なっておりますが。。
和さんの「そこまでの熱い思い」が組み込まれていた、
なんて!!(素敵!)
ってー。
実は存じ上げていましたがーー。(苦笑。。)
by 向日葵 (2014-05-23 19:13)
重宝させていただいてます^^
by シー (2014-05-23 22:54)
ありがとうございます。
無事到着しました。もう絶対にお茶屋さんのお茶しかない。
とあらためて飲んで思う次第であり♪
by ake_i (2014-05-24 01:38)
朱色というか茶色というか、あの色の急須ですよね。
もう圧倒的にあの急須をよく見るように思います。
たまたま、今のウチの急須は黄土色っぽい色です^^;。
by sakamono (2014-05-24 14:18)
こんにちは‼
確かに白磁帯アミ急須は、見た目も涼やかで緑のお茶が注がれる様は
いいなぁ...と思っています。
でも、何時も綺麗に保てない私には似合わない・・・というか勿体ない。
欲しいのは山々ですが、お茶屋さんのブログで見せていただて我慢です(>_<)
我家の急須も買え時なんですが・・・
by ちゃーちゃん (2014-05-24 17:58)
その節は急須でお世話になりましたm(--)m
帰省した際、「まぁ素敵な急須」と思ってよくみたら
私がプレゼントした急須でした(笑)
もう私は触れないようにしています・・・・・(二つ割ったから;)
確かに、急須=朱色、のイメージが強いですね。
緑には白が映えます♪
by のの (2014-05-24 21:13)
福岡で親父が有田焼の卸問屋に勤めていたから、急須は白が定番だと思っていました・・・なので、こちらの方がむしろしっくりきますね。
by タケノコ (2014-05-24 21:59)
お茶屋さんのところで帯あみの急須で出会ってから
その魅力にすっかりハマっています。
急須を見る度中をのぞいてみるのですが
他では帯あみさんに出会ったことが無いです。
大きい急須も欲しいなと思っています!!
by tomotomo (2014-05-26 06:47)
こんにちは^^
急須=常滑焼だからでしょうね^^
それがまた上等とされていたから・・・今は変わってきたかな。
by mimimomo (2014-05-26 11:16)
白磁の急須、ちょっと魅力的ですね。
今度買う時はこれにしてみたいですね。
by yoko-minato (2014-05-26 14:09)