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【32】紫宝 ["超"深蒸し茶:紫宝]

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「一日の中で幸せの数って、いくつあるんだろう。」





朝起きて布団がわりと綺麗だったとき、寝相が悪くなくてなんだか幸せ。そしてすぐ足下にスリパが並んでいて、トイレに入っていつものように水が流れることに感謝。普段の生活ではなかなか断水することもないから、ついつい当たり前と思っちゃうけど、大切な幸せ。


汲み置きしておいたお湯を沸かす間に顔をちゃちゃっと洗う、そして洗いざらしのタオルから太陽の香りを感じることでも幸せ。

お湯をポットに移す頃合いに、ポストへ新聞が入る音が聞こえるだけでも、今日も早起きできたなって噛み締めることができる。

お茶屋だけにやっぱりいつも 紫宝 でアサオチャするけど、急須にお湯をいれた時、立ち上がる火香を感じる瞬間。それほど間をおかず、すぐさまお気に入りのホタルスカシへ注いでも、しっかりと濃いめに出ている。

口に含んだなら「あ、甘い感じだな」と思えたら、すごく幸せ。ちなみにアサオチャに使う急須はもちろん帯アミ急須、ちょっと小振りなタイプが、自分のなかではアサオチャの気分にマッチしている。

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身支度をするときに、ピシッとしたシャツとパンツがあって、シワなんか気にせずにさっと着れる。鏡を前にしてヘアスタイルがいつもよりちょっとだけウマく決まったなら、それってすごくうれしい。時計に目をやりまだ5分余裕があれば、ちょっと椅子に腰掛けてもう一杯 紫宝 でアサオチャができちゃうこの幸せ、、煎がきくから、何度もしっかり味わえるんです。


蒲南茶荘のシャッターを開け店頭前の掃除を開始、ゴミやタバコの吸い殻が殆どないとき。落ち葉なんかもウマくちりとりに収まった矢先、いつものおじさんと「おはようございます!」とご挨拶、「今日も帽子に合ってますね☆」ってほんのわずかだけど気持ちのよい会話ができる。

そうかと思えばすぐさま幼稚園に向かう子供たちから大きな声で「おはよう!」と、これって実はすっごいうれしい、すっごい幸せです。

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無事今日もお店を開けられる喜びをかみしめたなら、一段落したところでスタッフみんなで再びアサオチャタイムへと。ふとサラリーマン時代を振り返ると、こういった時間はなかったなぁ・・・と、職場でもみんなでアサオチャタイムを頂けることの幸せ噛み締める。

ちなみにこのアサオチャタイムでは、スタッフの1名が店頭の茶葉を選びお茶をいれ、他のスタッフがその茶葉を当てるというゲーム付き。こんな楽しみだって、小さなそして大きな幸せの一つ。

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「今日の一言」を楽しみに日めくりカレンダーをめくり、MacBookに電源を入れる。ちょっと前にHDDをSSDに変えてからは、起動までの時間がウソみたいに早くなって、なんだかそれだけでニンマリ。

「注文お願いします!」の件名が記されたメールが来ていて、昨晩アップしたばかりのBLOGの記事にコメントや「nice!」をたくさん頂いたり、facebookに更新した写真に「いいね!」を頂けること、これもすっごいうれしい、そして幸せ。

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ご注文頂いたお客様に一言手紙を書こうと手を伸ばせば、いつも場所にきちっとお気に入りの万年筆。インクので具合もちょうどいい塩梅で、想いを綴ることができたときなんか、ハッピーな気分に。

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仕入れたばかりの茶葉を拝見(熱湯を入れて審査すること)にかけると、部屋中に立ちこめるフレッシュな緑茶の香り、そして見た目にも優しい「黄緑色」。

それは「紫宝」の原料で、師匠とともにブレンドの比率を議論、その意見が一致したとき。

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ご進物用に缶用の茶を詰めるとき、いつも24缶単位で作業するけど、特に枚数なんか数えずに適当にとった茶袋がぴったり24袋だったとき。お客様のお会計をさせて頂き合計を押したら、ちょうと5000円だったなんてとき。


お昼ごはんはいつもお袋が作ってるけど、大好きなカツ丼だった。しかも贅沢に炙りたての青まぜ海苔を散らして早速一口、そしてまだ生の状態の卵の黄身に箸をつける瞬間。


事前に連絡を頂いてたブロガーの方が来店、店頭で必ずお出しする 紫宝 をまずはお楽しみ頂き、異なる価格帯の「紫水[1050円/100g袋]」と比較、「紫宝の方が甘い♪」なんてお言葉いただけた時には、超幸せ。もちろんお茶のご説明もしっかり差し上げるけど、それと同時にいろんなお話をお伺いできるのも、実はとっても楽しみです。

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少し陽が落ちて、いつもおばあちゃんがご来店。いつもの一杯 紫宝 をお出しすると「やっぱり美味しい♪」っと、お茶屋に撮って何より一番うれしい一言。「いつもお持ちのお茶も、同じですよ」と伝えれば、「ここで飲む方が、おいしいのよ☆」って。「ボクがいれてますからね^^;」なんて冗談、この前と同じ会話なんだけど、すがすがしい気持ちになれる一時、それまで疲れも吹き飛びます。そしてお会計をする時には、いつも「袋とか包装はいいよ!」って優しく声をかけてくれる。


そういえば、今日は昼間にトンでもないご来客があったっけ・・・せっかくだからBLOGの記事にしよう!なんて思って、すぐさまキーボードに手をおき、リズムよく記事が書けちゃうとなんだかうれしい。しかも撮影した写真がトリミングもなしでバチッと構図が決まったりすると、これまたうれしい。

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ちょっと前から閉店間際ころいらっしゃるわりと無口なサラリーマンの方。「いつもの3つ。」っと、会話少なくいわゆる男性のお買い物だけど、最近になって「ありがとうございました!」とお声がけすると、ほんの少し笑みを浮かべてくれたのに気づけた瞬間。

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シャッターを下ろし帰宅、週末のバスケに向けて、自宅でトレーニングの日。筋肉をつけるのが目的じゃないから、重たい重量じゃなくてそこそこの感じで、しっかりと筋肉が使えて関節動かせてるのを感じたとき。

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ほどよくおなかが空いてきて、その空腹な感じで頂くおいしいご飯。ちょうどいい感じの味付けでほどよい分量、心地よい満腹感を味わえた。


少し腹ごなしをと、やっぱり 紫宝 でオチャタイム。アサオチャの急須とは別にちょっとゆったりめ、湯切れがよくて思い通りの加減で注げるこの白磁帯アミ急須は、自分がお茶屋になってからすぐに考案&3年かけて実現できた思い入れの詰まった相棒。手になじんだ道具を使える気分の良さ、上質な日常品を使うのって、確実に幸せな気分になれるコツの一つだと思う。

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読みかけの本を片手にお風呂に入る、ちょうどいい温度だったからついつい長湯して、気持ちよく汗がたくさん出てきた。そして綺麗に整ったベットを前にした瞬間。今日はあともう眠るだけでいいんだ、って電気を落とすあの幸せな瞬間。

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何より一番うれしいのは、「おいしい♪」「アサオチャしてます」といったように 紫宝 を日々飲み続けて頂けること。この喜びは、他の何かと比べモノのならないくらい、外からはきっと分からないくらい、心の中だけどそれは大きな大きな幸せです。

いまこの瞬間から頑張ってこう!と、素直にそう思える一番の魔法の言葉であり、最高にハッピーなことなんです。

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だからこそ、みなさんにとっての幸せ&ハッピーのところどころにでも 紫宝 がいることができたら、こんな幸せは他にはないんです。


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これをもって「"超"深蒸し茶 紫宝」シリーズ、最終回となります。
全32回に渡りお付き合い頂き、ありがとうございました!
なお「紫宝」のお求めは、こちらから承っております。 ->





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【31】アサオチャ ["超"深蒸し茶:紫宝]

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かつて日本人として生きてく上で
飲料の主流として、お茶があり



そして一日の始まりが
その「アサオチャ」にあったといっても
きっと過言ではない







時は流れ、環境は大きく変わった
多様な飲料はもちろん、超情報化社会


ところが・・・
そんな加速度的なまでに、そして勇み足な現代にあって
日本人のDNAそのものが、はたして大きく変わったであろうか






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日常として頂くお茶
それは習慣であり
だからこそ
手軽であるべき





そんな想いを込めて
素早く濃く出る"超"深蒸し茶





アサオチャから始まる生活
「紫宝」ではじめませんか







次回、最終回 ご期待下さい。









☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
本年もどうぞよろしくお願い致します!
お茶屋@和








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本日は

4才のインナーチャイルド
 タグに注目!?偶然にも本日ご紹介の内容です☆
2011は最高の年
 とってもうれしいお言葉☆頂戴しました!

いつもありがとうございます!


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【30】接茶 ["超"深蒸し茶:紫宝]

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ご来店頂いたお客様に
いつも差し出す一杯




その一杯に用いるのが
実はこの「紫宝」である



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一番知って欲しい味わいだからこそ
自信を持って毎日そして丁寧にお出しする






次回ご期待下さい





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本日は

お茶屋さんツアー♪
 2年越し!?ついに蒲南茶荘ツアーが実現しました☆

ありがとう。
 「紫宝!ブラボーー!!」とお言葉を☆
 *サイドバーも必見です♪

いつもありがとうございます!




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
年内のご注文は、在庫があるモノに限り 31日AMまで、店頭営業は 19時までとなります。
どうぞよいお年をお迎え下さいませ!



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【29】登録商標 ["超"深蒸し茶:紫宝]


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「紫」とは、かつてローマ帝国皇帝が
紫で染めた礼服を使ったことからも知られるように
"高級"の連想色として





そして「宝」とは、文字通り
その希少さや美しさゆえに
貴重な物として






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茶名に対するこだわりは
その登録商標にもあり



「紫宝」
1976.2.19 登録済


 *こちらで検索可能です ->






次回ご期待下さい




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本日は

ほっこりなお茶時間
 白磁帯アミ急須ホタルスカシでお召し上がり頂く入賞銘茶タイム♪

いつもありがとうございます!




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
年内のご注文は、在庫があるモノに限り 31日AM まで承っております!



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【28】受賞 ["超"深蒸し茶:紫宝]

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日本最大の消費地東京




その中でも23区最大の面積を誇る大田区で
「おおたの逸品」として認定





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おおたの逸品 紫宝&紫水[平成22年度選出]





茶葉はどこからでも
そして手軽に手に入るこの時代に
この地で80年以上も商いできることを
誇りに思う




東京の地で認めてもらえる茶葉を
これからも変わらずお届けします





次回ご期待下さい


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【27】評価D ["超"深蒸し茶:紫宝]


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平成21年度新茶期抜買調査[東京都茶協同組合]において
項目「滋味」にて「D(最低評価)」を獲得した


この評価が意味するところは
いわゆる一般的な指針となるプロの評価から
蒲南茶荘の「滋味」が逸脱していることを示す




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しかし言い換えればそれは
他では決して手に入らない「ブレンド」である証




"超'深蒸し茶」その度がすぎて評価D、いいじゃないですか
この頑固なまでの逸脱、ぜひ味わって頂きたい




次回ご期待下さい



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【26】茶殻 ["超"深蒸し茶:紫宝]


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実は飲み終えた後の
茶葉を見れば、一目瞭然




その膨らみ具合の少なさが
確かに蒸した茶葉である証




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上質な茶葉であるが故に
ポン酢をかけてそのまま
お召し上がり頂くことだってできる





次回ご期待下さい






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本日は

ひび。
 思い出がたくさん詰まった湯のみ☆これからも末永くお供させて下さいませ♪

お茶を求めて・・・。
 新年のご挨拶に迎春+小風呂敷のお年賀☆
 *喪中の方でも「新年のご挨拶」としてご利用できる短冊もございます!

いつも本当にありがとうございます!
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【25】冷めた時の味 ["超"深蒸し茶:紫宝]


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抽出したお茶は、時間とともに酸化し
エグミが発生してしまう




その状況をあらかじめ想定
少しでも長くおいしくお召し上がり頂けるように
強い蒸しで葉の苦みを押さえ込み
強い火入れで火香をプラス




時間の経過が、その差を生み出していく




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かつて苦い想いをした人に
ぜひお試し頂きたい




次回ご期待下さい



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【24】回数 ["超"深蒸し茶:紫宝]

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一回の茶葉を一度で捨てること無く
一煎目はより甘みを、二煎目は渋みを
いろんな味わいを楽しめる



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それはつまり、コストパフォーマンスのよい茶葉である証であり
蒸しの強い「深蒸し茶」だからこそなせる技




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「煎がよくきく」なんて言い方もするが
ぜひ湯のみをたくさん用意して頂き
いろんな味わいを、体感して欲しい






次回ご期待下さい




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本日は

ひび。
 思い出がたくさん詰まった湯のみ☆これからも末永くお供させて下さいませ♪

いつも本当にありがとうございます☆

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